ZEH報告③

ZEH検証

Siiの年末の調査結果に都道府県ごとのデータの付録がついています。

各家庭の成績表とでもいいましょうか。実際のデータが集計されています。これはその地域に住む人にとって非常に参考になります。しかもそのすべてがZEH申請をした高性能住宅なのですから、その中で自分にとっての位置づけとなります。

 

https://sii.or.jp/zeh29/file/huroku_jissekidata.xlsx?1129_2

その中で(その他のエネルギーを含む)年間一次エネルギー消費量のデータに編集して自邸のデータを加えたのがこれ
年間で通して少ないエネルギー使用だったとは感じていたが、各都道府県の平均値とはいえ、すべての都道府県データよりも下回っていたのは驚いた。設計時にあまり大きな機械に頼りたくない、申請上ギリギリクリアであった住宅がこんな風になるなんて・・・。

実績報告①

ソーラーパネルに編集したのがこれ
自邸は9.9kw 4寸勾配 片流れ
各月のデータを見ると日照時間の減少と積雪による影響か冬の発電量は少なくなっています。
勾配をきつくすれば改善されるのでしょうが、これは落雪の処理する場所があるかどうか、美観、パネルの容量・設置方法など、トータルバランスで変わってくると思うのでこの辺の調整が必要になります。

実績報告②

こうして見ると、積雪寒冷地であっても高断熱化することで他の温暖地と比較しても大きく変わらない一次エネルギーで快適な生活ができる事がわかります。まずは断熱、気密を重視することから始めてみてはいかがでしょうか?

出典:SII公開データ

 

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