もし冬に暖房が使えなかったらどうなるのでしょう?
11月中旬のある日、不在にする事があったのでその間暖房を停止して、その時の様子を見てみたいと思います。
場所 北海道
暖房の停止期間 11/15 PM6:20~11/18 PM4:00 (約70時間)
その間の気象庁のデータは下記の通り、最低気温-7.9 最高気温11.0
気象庁データ2019.11.01-18
天気予報ではこんな感じでした
日曜は束の間の晴れ 月曜から再び大荒れ 南にW台風(気象予報士 小野 聡子)
北日本では16日(土)にかけて荒れた天気になるでしょう。17日(日)には全国的に晴れますが、週明け18日(月)から19日(火)頃にかけて北日本では再び大荒れの天気となりそうです。一方、台風25号は非常に強い勢力で小笠原近海を北上中です。
11/15の室温データ
暖房の停止後室温は下降線をたどっています。
netamo2019.11.15
11/16の様子は下記の通り
天気も良くないせいか徐々に下がっています。
netamo2019.11.16
11/17の様子は下記の通り
この日は天気が良く日射を取り込めたため、外気温が低いにも関わらず室温が上昇しています。
netamo2019.11.17
11/18の様子は下記の通り
雨の影響で過去二日よりも気温が上昇しますが、雨雲により日射を取り込めないと外部へとただ熱が失われ室温が低下していきます。
netamo2019.11.18
HEMSによる太陽光発電量からみてみると確かに15.16.18と比較して17日は日射量が多いようです。
太陽光発電2019.11熱の移動は 熱伝道 対流 熱輻射(放射)の3つがあり
11/15.16は暖房も人も無く熱が外へ移動しています。この時、断熱材が厚く、漏気が少ないほど熱移動の量が少なく済みます(室温が下がらない)11/17は他の日同様に外気温は低く外へ熱が移動しているのですが、それ以上に太陽の熱輻射がガラスを通して室内に入り込み室温を上昇させています。ただ断熱材の厚みを増すだけではなく、自然エネルギーを有効利用できると尚いいですよね。